言葉使い一つで、自分の印象が大きく変わってしまうことがあります。
A子さんは、とても気が付く女性です。
仕事も、進んで行おうとしますが、回りの同僚や先輩からの評判はよくありません。
それは、彼女の言葉の使い方にあります。
彼女の口癖は『してあげましょうか?』
・会議の書類を作成するのに、コピー機の前で刷り終わるのを待っている先輩に
『コピーが終わったら、呼んであげますよ』
・あの、書類ってどこにあるんだっけ?と探し物をしている同僚に
『あー、教えてあげましょうか』
・多くの仕事を抱えて、終わりそうもない同僚に
『手伝ってあげましょうか』
・コーヒーが切れちゃったわね、という先輩に
『私、買ってきてあげますよ』
彼女に悪気は無く、親切のつもりかもしれません。
生まれた土地の言葉が『あげましょうか』と言う言葉を
よく使う言葉・方言なのかもしれませんが
言われた方は、けっして良い気持ちではありません。
思わず、『結構!』と応えてしまうことも。
他人の為に、何かをしようと思うとき、それを
自分が相手に対して、してあげるという気持ちで行うか。
させて頂くという気持ちで行うか。
一事が万事。
その心がけは、きっとお客様に対する態度や言葉にも現れます。